halitosis treatment
halitosis treatment
皆さんは⾃分⾃⾝や他⼈の⼝臭が気になったことはありませんか?
ある程度の⼝臭は誰にでもあるものですが、⼝臭が強い場合は⼝の中に何らかの原因があると考えられています。⼝臭の起こる仕組みを理解し、原因の除去に努めましょう!
⼝臭の原因は、「⽣理的なもの」・「精神的な病気」・「全⾝的な病気」など⼝腔内以外の場合もありますが、⼝臭の原因の85%は、⼝の中にあります。では、なぜ⼝臭が発⽣するのか・・・。
⼝臭の主な原因は、VSC:揮発性硫⻩化合物です。この場合となるVSCは主に⾆表⾯の後⽅中央部にたまった⾆苔から発⽣します。(※⾆苔とは、⼝腔内の⾊々な物質が垢のようにたまって堆積したものです。)
それでは、なぜ⾆苔から⼝臭(VSC)が発⽣するか、それは
つまり、⼝臭の源は⼝腔内に常在している細菌によって作り出されます。唾液や⻭垢(プラーク)の中には⼤変な数の細菌がいて、⾷べカスなどを栄養源に増殖を繰り返しています。
⾍⻭も⻭周病も⼝の中の細菌によって起こりますから、こうした病気がある⼈はより多くの細菌が住み着いていることになります。また、⼝の中を掃除しない⼈にもたくさんの細菌がいますので、お⼝が臭うというわけです。
朝の⻭磨きは朝⾷後にしているという⼈。それは⾍⻭予防にはなっても、⼝臭予防には効果ありません。
⼝臭の原因となる菌が⼝の中に最も増えるのは朝起きた瞬間。唾液1mlあたり糞便10gに相当する菌が含まれているんです。⻭を磨くなら、朝起きてすぐ、が鉄則。夜寝ている間に増えたバクテリアを退治すべく最優先で⻭磨きをしましょう。
⼝臭対策として常に新鮮なだ液を分泌させたいもの。そんな時、強い味⽅になるのが⽔。⽔はだ液に最も近く、⼝を潤し洗浄する効果が期待できます。お茶は飲みすぎると利尿作⽤が強すぎて、だ液が減ってしまうので注意が必要です。
また、⼝の中で絶えず⾆を動かすことも⼤事。普段の⼝の閉じ⽅を少し変えるだけでも、だ液の分泌が促されます。
朝⾷抜きは絶対によくありません。⽜乳には粘性があるので、飲み物が⽜乳だけだと、⾆に残ってしまい卵の腐ったようなニオイになることもあります。ひと⼝20〜30回は噛んで唾液を出しましょう。
寝ている間は⼝を動かさないため、だ液の分泌が減り、バクテリアが増えやすくなります。寝る直前にも⻭を磨いて、原因菌を最⼩限に減らすことをお勧めします。お⾵呂に⼊ってゆったりと磨く「バス⻭磨き」は⼼⾝ともにリラックスしているので良い⽅法だといえます。