artificial tooth

⼊れ⻭の修理、調整、作成

お困りごとその1:
⼊れ⻭が合わない

⼊れ⻭のお困りごと、解決します!

合わない⼊れ⻭ほど⾟いものはありません。でも、ついつい我慢されている⽅が多いのが現状です。でも、⼊れ⻭が合わないと⾷べられるものが限られますし、何よりも⾷事を楽しむことが出来ません。⼊れ⻭をしているところの⻭ぐきの状態は、変わっていくため(よく⾔う「⻭ぐきがやせる」ということです)⼊れ⻭の調整は必須です。

当院では、定期的なお⼿⼊れをお勧めしております。もちろん、⼊れ⻭の制作も承っております。当院では、⼊れ⻭を作った後の調整が少なくてすむ⼊れ⻭を⽬指しております。その分出来上がるまでに回数はかかりますが、ご好評をいただいております。

⼊れ⻭のトリビア

⾼齢者施設にいる⾼齢の⼥性の話です。
胃ろう(胃に⼩さな⽳を開けて、そこから直接⽔分や栄養分をいれること。飲む込む⼒がない、むせて誤嚥性肺炎になりやすい⼈に施術する)にしました。胃ろうにしてから、認知機能が低下し、周りの⼈ともあまり話さなくなったそうです。噛むことで頭がハッキリすることがあるという記事を新聞で⾒たご家族が、訪問⻭科をやっている⻭科医師に相談しました。

診断の結果、「胃ろうにした事で、噛んで⾷べていなかったため、咀嚼筋(そしゃくきん:噛むときに使う⼝の周りの筋⾁)が衰えて使えなくなっていた」とのこと。

そこで訪問⻭科の先⽣が下記のようなケアをしました。

  • 噛める⼊れ⻭に調整
  • ⼝腔ケア(お⼝の中を清潔にする)
  • 噛むリハビリ
  • ⾆(した)のリハビリ
  • ⼝の中を刺激(唾液腺を刺激)

いずれも医療費&患者さんの負担が少ない「⼊れ⻭の調整」と「摂⾷(せっしょく)機能療法」をしました。
その⽇に、りんごの薄切りを前⻭で噛めるようにりました。
半年後、普通の⾷事が⾃分で⾷べられるまでに回復しました。
⼀年後、周りの⼈との会話が増えて、⾷欲が旺盛になってすっかりふくよかな体つきになったとのこと。

ウソみたいな話ですが、これくらい⼊れ⻭が合う事、噛める事は⼤事なのです。
⻭が抜けて噛めなくなると、認知症のリスクが2倍に⾼まるという厚⽣労働省の研究結果もあります。健康寿命を延ばすことに、噛むことは密接に関係しているのです。

「こんなことで⻭医者さんにうちに来てもらうのは申し訳ない」
そんなこと思わずに、気軽にお問い合わせくださいませ。